とっても人懐っこく、なでなでするとうっとりとした表情が愛嬌たっぷりのキャバリアちゃん(8歳)。
このかわいらしい命には名前がありません。
とある某所、ここにいる十数匹の犬たちは、みんな勝手な飼い主の都合で捨てられたコや劣悪な環境のパピーミル(仔犬工場)から保護されたコばかり。
パピーミルでは食事以外は吠えないよう口輪を付けられたまま狭いゲージに閉じ込められ、ただ繁殖の商売道具として生かされているような状態だったそう。
なかには、声が出ないように声帯を切られていたコもいたんだとか。
アメリカのパピーミルの現状がハリウッド女優シャーリーズ・セロンのナレーションによって紹介されている画像です。
日本においては、ペットショップでの購入が一概に悪いとは言い切れないと思います。
実際に、あの十数匹のお世話をしながら里親探しをしていらっしゃるのもペットショップ業界の方達ですから。
良いペットショップを見極める知識をちゃんと持つことが、これからパピーミルを減少させることにつながっていくような気がします。
とはいえ、パピーミルの仔犬たちも一つの大切な命であることには変わりはないわけで・・・。
いろいろ複雑だけど、私なりに出来ること・・・ちょっとずつ実行していこうと思います。
どうぶつたちへのレクイエム 児玉 小枝 日本出版社 2005-02 by G-Tools |
幸い・・と言うのは不適切かもしれませんが、ドイツは動物に対してはとても優しい国で、身よりのないペットを引き取る施設が、ずいぶん前から充実しています。そして、そこから、幸せに巣立っていくワンちゃんたちがたくさんいます。こちらでは、全体で見ると、パピーの頃から育てている飼い主の方が少ないように感じます。
が、世の中には、こんな風なヒドイ状態で生きているワンちゃんもたくさんいるのだ・・と思うと、もう、いたたまれない気持ちでいっぱいです。
私も、何かできることを探したいとおもいます。
このYouTubeの映像、私もブログで使わせてください~。
投稿情報: mumukau | 2009-05-19 23:01
何度もすみません。
PETAのドイツのサイトを見たのですが、こちらでもやはり問題はたくさんあるようです。。犬だけではないですものね。特に動物実験に使われる動物たち・・・。
改めて色々考える切っ掛けになりました。どうもありがとうございました。
投稿情報: mumukau | 2009-05-20 03:33
mumukauさん
いろいろ調べていただいて有難うございます!
ロビンを飼う前から、里親募集のサイトをよくチェックしていて、そのコ達の保護されるまでの経緯を読むたびに涙してしまうことが多々ありました。
ちょうどロビンを飼い始めた去年、8歳のジャックラッセルテリアの里親を募集している記事を見つけました。
繁殖犬で一度もお散歩に連れて行ってもらったことの無いそのコは、本当にジャックラッセル?と疑いたくなるような体型をしていました。
お散歩が何より大好きなジャックラッセルを狭いゲージに閉じ込めておくなんて!
「せめて余生はやさしい家族のもとで幸せに過ごさせてやりたい・・・。」保護されたボランティアの方のメッセージに胸が痛くなりました。
こういうテーマになると話はつきませんが・・・。
やはり、日本は先進国の中でも法律や意識の面でかなり遅れているみたいですね。
ドイツのペット事情もかなり進んでいて素晴らしい!
何かの記事で読みましたが、ノーリードで飼い主とお散歩している犬がそこらじゅうにいて、ちょっと恐かったと。(笑)
小さな子どもも、片手にえさを持ち犬をしつけながらお散歩していて、ビックリしたとありました。
確か電車も一緒に乗れるのでは?
ちゃんと犬のしつけがなされているからこそ、なんでしょうね~。
そういえば、パリの街中でわがもの顔で(もちろんノーリードで。)イカツイ大きな犬2匹が歩いていたのを見て衝撃を受けたのを今思い出しました!
タクシーの助手席にあたりまえのように乗っている犬もいたりして・・・。
そこまでは望みませんが、もっと日本も一緒に過ごせる場所が増えればいいのになぁ~。
これからmumukauさんのブログで詳しいドイツのペット事情なんかもぜひぜひ紹介してください!
よろしくお願いいたします。
投稿情報: lica | 2009-05-20 13:52